*

不動産の契約時の注意(契約前に重要事項説明)

公開日: : 最終更新日:2014/02/03 不動産基礎知識

不動産を

売るにも

買うにも

当然のことですが

契約行為

が必要になります。

契約は民法上の観点からすると

口頭でも成立します。

でも、不動産を契約する際に口頭で

『この土地を3,000万円であなたに売りますよ。』

とか

『この家を2,000万円であなたから買いますよ。』

なんて

済ませるケースはまずありませんよね。

 

では

不動産の契約

にはいったいどのような手続きをする必要があるのでしょうか?

ここで皆さんにはあまりなじみのない言葉をご紹介させていただきます。

 

重要事項説明

重要事項説明とは宅地建物の取引において、

宅地建物取引業者が取引当事者に対して契約上重要な事項を説明することをいう。

また、その際に、説明の内容を記載して当事者に交付する書面を、

重要事項説明書(通称、35条書面)という。

重要事項説明を必要とするのは、

宅地建物取引業者が自ら売主として取引する場合、

および不動産取引を代理・媒介する場合であり、

その説明は、売買契約や賃貸借契約が成立するよりも前に行なわなければならない。

また、宅建業者は、宅地建物取引主任者をして説明に当たらせなければならず、

説明する重要事項をすべて書面に記載し、取引主任者にその書面(重要事項説明書)を交付する必要がある。

代理・媒介などで複数の宅建業者が関与する取引の場合は、

それぞれの宅建業者が、それぞれの立場から重要事項の説明をする義務を負う[1]。

説明に当たる取引主任者は、

1)重要事項の説明に際して相手方から請求がなくとも取引主任者証を提示なければならない。

2)交付する書面に取引主任者が記名押印しなければならない。

また、これらの手続きは、相手方が同意した場合でも省略することはできない。

たとえ相手方が重要事項を熟知している宅建業者であっても同様である。

説明を要する事項は、売買か賃貸かなどの取引内容に応じて異なるが、

大きく分けて、

1)取引対象不動産の権利関係、

2)取引対象不動産に係る法令上の制限、

3)取引対象不動産の状態やその見込み、

4)契約の条件、に関する事項とされている[2]。

重要事項説明は、不動産の特性や取引の形態に起因して

取引当事者に不利益が発生することを防ぐ

ための仕組みとされ、

その適正な実施が強く求められている。(ウィキペディア参照)

 

なんだかとっても分かりづらいですが簡単にいうと、

必ず契約前売主さん・買主さんに対して

宅地建物取引主任者が必ず説明しなければならないものと思ってください。

その中身は専門用語が多くて一般の方では難しい内容になっていますが、

内容を理解しないまま契約にすすむと大きな落とし穴が待っています。

そうなんです。

不動産の契約においては重要事項説明が

かなり大きなウエイトを占めていると言って良いと言えます。

 

不動産会社によって重要事項説明書の内容が違う?

同じ物件であっても、不動産屋さんが違えば(同じ会社でも作成者が違えば)

内容が大きく変わってきます。

作成者も人間ですから

うっかりミスで重要な事項を記載し忘れたり、

また悪意を持っていて

記載すべき事項を省略したりすることもあります。

重要事項説明に瑕疵(間違った説明や説明不足)があるというのは

不動産取引において

致命的な事態

を起こすことがあるという認識を必ず持って頂きたいんです!

また、重要事項というのは取引をすすめるかすすめないかの判断に影響を及ぼす恐れのある事項ですので、

取引する相手によって

何が重要事項になるのか?

が変わってくるんです。

出来れば

契約前の出来るだけ早い段階

で重要事項のチェックはしておいてくださいね。

あとは、基本的には

売主さん

買主さん

どちらにも重要事項の説明が必要になります。

たまに

『売主さんから買主さんに説明するものだから…。』

なんて言って

重要事項説明を

売主さんなしで

行おうとする不動産屋さんもいますが

それは大きなトラブルの元です。

そんなことをする不動産屋さんには十分気をつけてくださいね!

 

無事、重要事項説明が終わったらいよいよ

契約書の調印式

に開始です。

重要事項説明と契約書の内容は重複することが多いですが

しっかりと目を通して適正な取引が行えるようにしましょう。

重要事項説明に関わる面白い事例は沢山ありますが、

また別ページで書いていきたいと思います。

 

下記お問合せフォームから不動産に関わる無料相談をお受けしておりますので気軽にお問合せ下さい。

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

関連記事

不動産購入申込

不動産購入申込

不動産購入申込って何でしょう? ちなみに 買付申込 とも言います。 皆さんが

記事を読む

不動産広告にご注意

不動産広告の注意点

土日の新聞の折込広告 郵便ポストに入っているチラシ インターネット上の広告 等々

記事を読む

住宅ローンを知る

住宅ローンを知る

住宅ローンってどこで組めば良いの? また、 住宅ローンで価格交渉も出来るって? 本

記事を読む

はるかの不動産教室

『はるかの不動産教室』BLOGスタート!!

不動産とは、 国際私法や大陸法系の民事法で用いられる概念であり、 大まかにいうと土地とそ

記事を読む

これからの不動産市場

これからの不動産市場について考えてみましょう!

土地価格はあがるの? それとも下がるの? これから先のことを読むのは本当に難しいですね。

記事を読む

オープンハウス

オープンハウスとは

皆さんは『△月〇日オープンハウス開催!』なんてチラシを見たことはないでしょうか? オープンハウ

記事を読む

不動産とは

不動産とは【ドラマと選択肢、天国、地獄どちらに転ぶかはあなた次第です!】

不動産とは(ふどうさん、英: immovables)、 国際私法や大陸法系の民事法で用いられる

記事を読む

不動産仲介業者

不動産屋さん

不動産を売却される方、不動産を購入される方、不動産を貸す方、不動産を借りる方の多くが不動産仲介業者=

記事を読む

媒介契約って?

不動産の契約って何?【専属専任・専任・一般の違いって?】

不動産を 売るとき、 買うとき、 貸すとき、 借りるとき、 不動産屋さんと

記事を読む

不動産仲介手数料

不動産仲介手数料って何?

不動産仲介手数料って何なんでしょう?不動産仲介手数料とは不動産屋さんの仲介などによって不動産の取引を

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

不動産業界の行末

気がつけば前回の更新から2年半以上の月日が流れました! 皆さんお

自然災害と不動産
自然災害と不動産【地震保険値上げ!】

はるかの不動産教室、相変わらず更新頻度が少なくて申し訳ないです。もっと

囲い込み絶対ダメ!【週刊ダイヤモンドさん素晴らしい!】

平成27年4月13日 久しぶりに感動しました!週刊ダイヤモンドさ

物件を隠す?不動産業界で絶対にあってはいけないこと

張り切って今日もブログを更新したいと思います。 今日は不動産業界

不動産業界は変わらない
不動産業界はどう変わるのか?

本記事はこれからの不動産業界の事を考えて私の個人的な考えをお伝えするも

→もっと見る

  • にほんブログ村 住まいブログ 土地・不動産へ
    にほんブログ村
PAGE TOP ↑