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不動産物件調査ミスによるトラブル!

公開日: : 最終更新日:2014/02/12 裏話

不動産って難しいことが多いですよね!

特に目に見えない部分に関しては

一般の方にはまるで検討もつかないような

トラブルが潜んでいることも…。

そんなトラブルを回避するために何が必要になるんでしょうか?

それは

不動産物件調査

をしっかりと行うことなんです。

 

物件調査ミスによるトラブル事例

先日、仲の良い不動産屋さんとお茶を飲みながら

話をした際に過去に経験した不動産物件調査ミスによるトラブルの話を聞きました。

内容は、大手不動産業者さんとの共同仲介で、物元(ブツモトと読みます:売主さん担当の不動産屋さんのことです。)

の物件調査ミスにより、とっても大きなトラブルになったという話だったんです。

 

大手なら安心…。

なんて思っているお客さんが多いんですが、

まったく同じように、

大手なら物件調査も書類作成も任せて安心…!

なんて考えてしまう不動産屋さんも多いんです。(実際、私の仲の良い不動産屋さんもそうでした…。)

大手不動産業者と共同で仲介する際に

大手不動産業者の物件調査内容を

そのまま信じてしまう不動産屋さんがほとんどなんです。

私の仲の良い不動産屋さんも、そのまま内容を信じて自分では調査しなかったわけなんです。

(絶対ダメなことなんですけどね…)

 

トラブルの内容

位置指定道路の持分があると

重要事項説明で説明をしたのに実際は無かった!

という調査ミスによるトラブルなんです。

これだけを聞いて、すぐピンときた人は、もはやプロレベルだと思います。

大手不動産業者なら

たとえ新人であっても

物件調査マニュアル

(大手にはそんなものがあるんです。私もみっちり教えてもらいました。)

どおりに調査をするので、

単純ミスは少ないんです。

物件調査内容は上司も必ず?チェックするはずなので、

道路の持分が無いのに、

あると重要事項説明書に書くわけがないんです。

だから道路の持分はあったんです。

問題は、

その道路の

『持分の部分』

が、位置指定道路に指定されている部分では無かったんです。

現地に行っても、

位置指定道路の部分だけ舗装の色が違うわけではないので、

行き止まりの道路で位置指定道路なら、

入口から一番奥まで全て位置指定道路と判断してしまう事は多いんです。

大手不動産業者の営業マンでも、そのように判断してしまうことがあります。

位置指定道路を入れて建売をする際によくあるケースですが、

位置指定道路の全長が35Mを超える場合、

転回広場(これを取るとかなりの面積が必要になるので儲けが減ってしまうんです!)

を設けなければならないので

それを避けるために35M以内の部分だけ位置指定道路に申請して、

それを超えた部分を一番奥の敷地の敷地延長部分にする等

のテクニックがあるんです。

その結果、敷地延長部分が私道のように見えるケースも多いんです。

(すみません、分かりづらいですよね。)

現地でもそのように見えるし、公図を見ても私道みたいに分筆されているので

結局、先入観に騙されてしまうんですね。

  • 役所へ行き
  • 位置指定道路の調査をして
  • 必要な図面や関係書類を閲覧・コピーして

物件調査完了…

ではなくて、

その図面と

現地と

測量図と

公図を

照らし合わせてチェックすべきだったんです。

とくに対象物件が位置指定道路の一番奥に位置する場合は気をつけないといけないんです。

私道に見える部分が敷地延長部分だったり、

逆に敷地延長に見える部分が

私道だったり位置指定道路だったりするケースもあるんです。

それを見抜けなかった

営業マンと

上司と

共同仲介業者

によるトラブルの話です。

 

まとめ

実は物件調査ミスによるトラブルは

本当に多いんです。

もちろん、不動産屋さんも悪気があってミスを

する訳ではありません。

仮に先ほどのケースで共同仲介した私の仲の良い不動産屋さんが

再調査をしても気付かなかったかもしれません。

でも

物件調査ミスで一番不幸になるのは

お客さん

なんです。

不動産屋さんにも当然ペナルティはありますが

最後は

お客さんが

購入したい物件が、最悪の場合

買えなかったり

(融資が下りなかったりすることもあるので…。)

嫌な思いをしたり

するんです。

私たち不動産屋としては

物件調査はお客さんを守るためのもの

という意識を常に持って

面倒くさい

ここまでで充分

なんて決して思わないで日々仕事に取り組んでいかなければならないですね!

皆さん、大手だから安心と思わないで

本当に安心できる不動産屋さんを選んでくださいね!

 

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